こんにちは。リード整骨院 泉佐野院の山下です。
まだまだコロナの影響で自粛していた身体から普段道理の生活に戻り、身体が慣れていない方が多いと思います。
そんなあなたに、今回は前回に引き続き肩周りの事についてお話ししていきたいと思います。
皆さんは、日頃整骨院や整体院、マッサージ屋などで「肩甲骨が硬いですね!!」と言われた事がありませんか??
今回は肩甲骨がなぜ硬くなるのか?原因を教え、さらに柔らかくする超簡単なストレッチをご紹介したいと思います。
肩甲骨が硬くなる原因!!
肩甲骨とは腕の骨と関節し『肩関節』を形成している骨です。
腕を上げると同時に肩甲骨も腕に合わせて動く事で肩が正しく動く事ができるのです。
ですから、肩甲骨が動きにくい環境化でいると肩が上がりにくくなるのです。
ではここで皆さんに質問です。
皆さんは普段の日常生活上でどのような姿勢を取りますか??
携帯を触ったり、パソコンを触っり、勉強したり、本を読んだり、家事をしたりするでしょう。
では、その時肩はどのようになっていますか??
肩は前にいってはいませんか??
そうなんです。
人間の生活の上で肩関節はほとんど前にいっています。
そうすると肩関節を形成している『肩甲骨』はどうなりますか?
一緒に前方に移動しますよね??
その状態が何時間も何時間も続けばどうなるかわかりますよね??
肩甲骨周辺には肩や首部に繋がる筋肉がたくさんついています。
長時間肩を前に突き出す姿勢をしていると本来の位置ではなくなった筋肉にはとてもストレスになってしまいます。
ですから、肩甲骨周辺の筋肉の血流が悪くなり肩や首が凝ってしまい、
同時に肩甲骨の動きが悪くなってしまうのです。
肩甲骨の動きが悪くなると肩が動きにくくなり四十肩や五十肩、インピンジメント症候群、胸郭出口症候群など肩関節に関与する症状が出やすくなるので注意しましょう。
ここまで肩甲骨がなぜ動きが悪くなるのかをお話してきましたが、皆さんの肩甲骨がどれぐらい硬くなってしまっているのか簡単にチェックしてみましょう。
肩甲骨の動き検査
ステップ1:まず画像の様にひじを90度曲げ手のひらとひじを両方くっつけ腕を肩と同じ高さまで上げます。
肩甲骨が相当硬い方はこの形を取るだけでもしんどい方もおられます。
ステップ2:画像の様な形が取れた方は次の画像の様に手のひらとひじをくっつけたまま腕を上げていきましょう。
皆さんはどの様になりましたか??
肩甲骨が正常に働いているとここまで上がるんです。
最低でもひじの先が鼻の先を越えるぐらいまで上げれないとあなたの肩甲骨はほとんど動いていない事になります。
※下の画像のように様に身体を使って腕を上げようとする人が多いのですが、この検査は肩甲骨だけの動きで上げることを意識しましょう。
肩甲骨の動きのチェックが終わったところで
早速肩甲骨が動かなかったあなたの為に超簡単ストレッチをやっていきましょう!!
さっきやった肩甲骨の動き検査がこのストレッチ後どう変わるか是非やってみて下さい。
簡単ストレッチ①
ステップ1:まず、腕を肩のラインまで上げ手のひらを組みます。
ステップ2:そして上げた腕の間に顔を入れ前を出来るだけ前に突き出し30秒キープします。
肩甲骨の内側が伸びる感覚を意識しましょう。
※腕と一緒に肩甲骨を前に突き出すイメージですると伸びやすくなります。
簡単ストレッチ②
ステップ1:次は、手のひらを身体の後方で組みます。
ステップ2:その後出来るだけ組んだ手を上に上げる様な意識で30秒キープします。
肩甲骨を寄せながら上に上げる意識しましょう。
※この様に身体全体が前に倒れるのは肩甲骨の動きとは関係ないので注意しましょう。
簡単ストレッチ③
ステップ1:次は、この様に両腕を上げひじは90度で曲げます。
ステップ2:上げた腕は下ろさずに両手を後方に回旋させ30秒キープします。
※体全体を後方に反らしたり、腕を下げてしまったりする方が多いので注意しましょう。
簡単ストレッチ④
ステップ1:次は、画像のように両手を後方に置きます。
ステップ2:そしてこの様に両手逆の方向に動かします。
動かし続けた状態を30秒間キープします。
その後それを左右入れ替え同じように行います。
※身体を左右に倒れないように真っすぐ行ってください。
まとめ
肩甲骨は身体の中で皆さんがよく悪くする場所です。
肩甲骨の動きを良くして日常生活上で良い生活が送れるように自分でも日々ケアをしていきましょう。
今回ご紹介したストレッチは一部になりますが毎日コツコツやることで皆さんの肩甲骨は正しく動くようになっていきます。
4つまとめてやっても2分半程です。
あんまり長続きしないと思う方もおられるとは思いますがしんどくなってからやるよりも
日々のケアで身体を良くしていくことでしんどく感じなくなってきますので頑張ってみてください。
寝る前や仕事終わりにやることで皆さんの疲労を和らげますので是非ともやってみてください。
山下
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