こんにちは。
リード整骨院 泉佐野院の山下です。
今回は前回にもストレッチを紹介しました肩甲骨についての第二段をご紹介していきたいと思います。
前回肩甲骨が硬くなる原因についてお話ししたと思いますがまだ見られていない方はこちらをどうぞご覧ください。
原因がわかっていても自分の身体がどの様になっているのか理解していないと
肩甲骨のストレッチやトレーニングをしていても効果に差が出てきたり、危機感がなく飽きてしまい続かない方が多いでしょう!!
ですから、今回は皆さんの身体がどの様になっているのかお話ししていきます。
肩甲骨が動いている身体・動いていない身体
いくら肩甲骨が硬い硬いと言われても肩甲骨が動かない事がどれだけ身体に負担をかけてしまっているのか本当にわかっている方はほとんどいません!!
肩甲骨が硬くなっている方は肩甲骨が動く感覚が無いからです!!
では、肩甲骨が正しく動くとはどの様な事を言うのでしょうか??
肩関節とは
・肩甲骨
・鎖骨
・上腕骨
で形成される関節です。
主に関節しているのが肩甲骨と上腕骨になります。
では、動いている時どの様になっているのでしょうか?
腕を上げる時、通常30度までは肩甲骨は動きません!!
上腕骨のみで動きを出します。
では、腕を90度まで上げるとどうなるでしょうか?
上腕骨は60度動き肩甲骨は30度動きます。
180度まで腕を上げると、上腕骨は120度動き肩甲骨は60度動きます。
という形で動き肩甲骨と上腕骨の動きには比率があります。
上腕骨:肩甲骨 2:1
これを『肩甲上腕リズム』と言います。
この比率が崩れない限りは腕はスムーズに動いてくれます。
肩甲骨が正しく動いていない方はこの比率が悪くなってしまっているのです。
比率が悪くなると肩関節周囲の筋肉に正常な時よりも大きく負担になります。
その結果
肩コリ・首コリ
四十肩・五十肩
肩関節インピンジメント症候群
上腕骨と肩甲骨の端がぶつかること。
スポーツ障害
などの様々な原因になりかねません。
ですから皆さんは肩甲骨を動かす必要があるのです。
例を出すと肩が痛い痛いと言っていた方は肩甲上腕リズムが悪くなった結果、肩関節周囲に付いている筋肉が切れてしまい手術をする事になりました。
こうはなりたくありませんよね?
ですから今から危機感を持って行動しましょう!!
リード整骨院 泉佐野院での施術
当院では患者さん一人一人に対して合った施術を行っていますが
その中でも今回は1つご紹介します。
『肩甲骨剥がし』と言う施術方法があります。
この様に肩甲骨と肋骨の間に手を入れ剥がしていく施術です。
肩甲上腕リズムが悪くなっている方はとても周囲の筋肉に負担がかかり硬くなってしまっています。
この『肩甲骨剥がし』で凝り固まった肩甲骨を動ける様にしていきます。
ご希望の方は当院までご相談ください。
※無理に施術者以外から受けると痛めてしまう可能性があるので注意して下さい。
専門家にご相談ください。
肩甲骨を動かそう!!
前回好評だった肩甲骨のストレッチを今回はストレッチポールを使った物でご紹介していきます!!
ストレッチポールが無い方でもこの様にバスタオルをぐるぐる巻いてそれを2本作るとストレッチポールの代用になってくれますのでご用意下さい。
運動1
ステップ1:ストレッチポールの上にお尻から頭まで仰向けで寝て下さい。
ステップ2:この様に枕かクッションなどを両手で掴み前ならえの状態を作ります。
ステップ3:その状態を崩す事なくこの様に両腕を前に突き出します。
※この時ひじが曲がってしまう方が非常に多いです。ひじはまっすぐにして行ってくださ下さい。
腕を突き出すというイメージよりも肩甲骨を前に突き出すというイメージでするとしっかりと動いてくれます。
回数:これを10回〜20回、1セット〜2セット行います。
運動2
ステップ1:運動1と同じ様に仰向けで寝ます。
ステップ2:この様に肩とひじを90度で曲げます。
ステップ3:その状態を変えずにこの様に腕を後方に捻ります。
ステップ4:その後ステップ2の状態に戻し次はこの様に前方の方に捻ります。
※体制が崩れない様に注意しましょう。
痛みなどが伴う場合は無理せずできる範囲から行って下さい。
ひじと肩の位置が上がり過ぎてしまったり、下がってしまったりと崩れてしまう事が多くありますので位置をしっかりと自分の目で見ながら行って下さい。
回数:これを両方10回〜20回、1セット〜2セット行います。
まとめ
肩甲骨がどの様な働きをしているのか少しはわかっていただけましたか?
生活を送っていくのにとても重要な場所です。
今回のブログを見て少しでも皆さんのお役に立てたらなと思っています。
ストレッチポールでの運動はまだまだあります。
今後のブログでご紹介させていただきます。
何かご質問等あればなんでもご相談ください。
無理なくコツコツ行うことがより良い身体作りの近道です。
向上心を持って続けてみて下さい。
山下
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