脊柱管狭窄症には〇〇が強い!!

こんにちは!!

リード鍼灸整骨院 泉佐野院の山下です。

皆さんは、腰痛で整形外科行き「背骨が狭くなってきているね!」と言われたことはないでしょうか??

今回はその様な方が診断される「脊柱管狭窄症」についてお話ししていきます。

脊柱管狭窄症とは何なのか?どの様な症状で?予防法は?なってしまった時の対処法などお話ししていきます。

脊柱管狭窄症とは?

「脊柱管」とはどこの事言っているのかわかりますか??

「脊柱管」とは、脳から出ている神経の束が入った、背骨にあるトンネルの事を言い

ここが何らかの原因によって細くなってしまい、神経が圧迫され症状が出ると「脊柱管狭窄症」と診断されます。

「脊柱管狭窄症」は「椎間板ヘルニア」「腰椎すべり症」「変形性腰椎症」などの椎間板が圧迫される病状が進行する事により起こります。

皆さんも一度は聞いた事があるものが脊柱管狭窄症に繋がってしまうのですがここでその一つ一つ軽くどの様な物なのか書いていきます。

椎間板ヘルニア

だいたい、20〜30代の人に多く現れ、レントゲンなどで見える腰痛の中で約4割を占める

もっとも多い病状が、椎間板ヘルニアです。

椎間板は背骨の間にあるクッションの役割があり、外側の線維輪と内側の髄核に分かれます。

老化が進むと髄核から水分が失われてきます。

しかし、20〜30代だとまだ髄核はみずみずしさが残っています。

この時に椎間板に負担をかけ、線維輪が傷つくと、髄核が線維輪をビリっと突き破り、

「にゅるり」と外に出てしまい椎間板ヘルニアになってしまいます。

とび出た髄核が、背骨の後ろを通る神経を圧迫して神経伝達を阻害し脚の痺れや筋力低下が起こることもありますので注意しましょう。

腰椎すべり症

40代〜50代になると、椎間板の水分が若い時の半分ぐらいなってしまうかたも多くなってきます。

この時期は、椎間板がつぶれていく事により支えが弱くなり腰骨が不安定な状態が続き、その名のとおり、腰骨が前方(稀に後方)に、徐々に、滑る様にズレていきます。

腰骨がズレるという事は、椎間板や背骨の関節に物理的刺激がかかるため、ぎっくり腰の様な激しい痛みに襲われる事もありますが、実際は痛みはおきず、軽い違和感があるだけの人も多い様です。

恐ろしいのは、この痛みが出ないケースです。

骨がズレていると神経が入っている脊柱管が狭まり、神経を圧迫して「坐骨神経痛」を伴う様になってしまいます。

変形性腰椎症

腰骨が変形してしまった状態をさす総称で、50代〜60代以降の方に多くみられます。

背骨は椎間板が支えていますが、椎間板が弱くなりつぶれていくと骨への負担が増します。

こうなると身体は「骨をもっと強くしないと!」と細胞増殖させて腰骨を大きくし、腰を安定させようとします。

ここまでなら、まるで身体に良い事がおこっているように思うかもしれませんが、そもそもは椎間板の劣化から始まった、間違った骨の増殖です。

そのため骨もただ大きくなるのではなく、いびつな形に大きくなってしまう事がほとんど。

その代表とも言えるのが「骨棘」です。

骨棘は、変形性腰椎症の中でも多く見られる変化で、読んで字のごとく骨からとげが出たような形に変形した状態をさします。

小さなものなら、たいてい問題もありませんが、トゲが大きくなると神経が通っている脊柱管を圧迫するなど、様々な症状や痛みを引き起こす事になります。

脊柱管狭窄症

「椎間板ヘルニア」ならとび出た髄核、「変形性腰椎症」なら骨棘、「腰椎すべり症」ならズレた腰椎。

それぞれが進行する事で、病状ごとに異なる突出した部分が脊柱管を圧迫し、この病状へとつながっていくのです。

脊柱管が圧迫されて細くなると、脊柱管を通っている神経も圧迫されます。

これはちょうどストローをつぶしたような状態です。

つぶれたストローでは飲み物を吸い上げる事ができないように、

脳から各部位に送られる命令や、各部位が脳に送る情報の伝達を阻害してしまうのです。

こうして、体のどこかに痺れが出たりスムーズな動作ができなくなったり、ひどい時には体の一部が麻痺したりすることもある恐ろしい病状です。

症状

皆さんはこの様な症状にお困りではないでしょうか??

  • しばらく歩くと下肢(太ももからふくらはぎやすねにかけて)のしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むと治まってまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりすることを繰り返す(間欠跛行)
  • 立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる
  • 前かがみになったり座ったりするとらくになる
  • 後ろに反る体勢がつらい
  • 腰痛はそれほど強くないが、下肢の痛みやしびれがつらい
  • しびれや痛みは足の両側にある
  • 痛みはあまりないがしびれがつらい
  • 歩くのはつらいが自転車には乗れる
  • 下肢に力が入らない
  • おしりのまわりにしびれやほてりがある
  • 便秘、頻尿、尿もれ、残尿感など、排便・排尿障害がみられる
予防法

予防法には前回ご紹介しました腰痛に悩まされている人必見!やるべきトレーニング集をご覧ください。

簡単に行えるトレーニングをご紹介していますのでぜひご覧ください!!

 

なってしまった時の対処法

なってしまった時皆さんはどの様にすると良いのか!!

当院ではマッサージやストレッチ、トレーニングなどを行っていますが

自信を持って皆さんに脊柱管狭窄症にオススメするのが「鍼灸」です!!!

鍼灸は神経痛などには強く発揮し手で届かない場所にもアプローチができます!!

ですから、この様にお悩みの方は是非とも鍼灸を受けていただきたいと思います。

山下

 

 

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