あなたのその目は大丈夫??

こんにちは!!

リード鍼灸整骨院 泉佐野院の山下です。

今回は今この世の中で皆さんが悩まれているであろう「眼精疲労」についてお話ししていきたいと思います。

今の世の中は便利になりスマートフォンやパソコンなどが広まりとても目に疲れが溜まっている方が多くおられます。

まず始めに皆さんには物が見える仕組みを知って頂きます。

物が見える仕組み!!

眼球は、目に映る映像を脳に伝える役割をする感覚器です。

例えば眼球をカメラに例えると、水晶体、角膜は「レンズ」、その間にある虹彩は目に入る光の量を調節する「絞り」、眼球の奥にある網膜は「フィルム」の役割をしています。

水晶体(レンズ)を支えている「毛様体筋」という筋肉が伸びたり縮んだりして水晶体の厚みを変えピント調節をしています。

網膜(フィルム)に映った映像は、視神経を通じて脳へ伝わります。

目が乾かない様に瞬きをするたびに涙がでる仕組みになっています。

涙は、角膜や結膜(目の表面の粘膜)に水分や栄養を補給して目を潤し保護をしています。

この様な働きが連動し「物が見えている」のです。

眼精疲労とは!!

眼精疲労とは、長時間目を酷使し続ける事により、目や全身に何らかの症状が出現し睡眠や休憩を十分にとっても回復しない状態を言います。

さらに毛様体筋は自律神経によって支配されているので目のピントあわせる事を何回も行い毛様体筋を疲れさせてしまうと自律神経のバランスが崩れ全身に症状が出ることもあります。

眼精疲労の主な症状

目の症状

眩しい、目が痛い、重い、目がかすむ、充血、ピクピクまぶたが動く、まばたきが多くなるなど。

全身の症状

首こり、肩こり、頭痛、イライラ感、吐き気など。

スマホやパソコンに夢中になると!!

皆さんは自分が1分間にまばたきをする回数を知っていますか??

まばたきは上記でも言った様に水分量や眼球の栄養に極めて重要な働きがあります。

では成人している方では1分間に何回しているのでしょう。

成人している方ですと約20回程度行っています!!

20回程度行うことで皆さんの目は十分な水分量、栄養され環境の良い目を保つことができるのです。

その一方スマートフォンやパソコン、読書などに集中しているとどうなるのでしょうか??

実は、人間は集中することでまばたきをする事を忘れ1分間で20回程度行わないといまばたきを極端に減らしてしまい約半分以下になってしまうのです。

ですから、眼球の水分量や栄養が滞り眼球に極端な負担をかけてしまいます!!

合わないメガネやコンタクトをしていると??

さらに度の合わないコンタクトやメガネをしているとピントを合わせようと毛様体筋がさらに頑張り

目への負担が増大します。

目への負担を少しでも少なくするために合わないと思ったらすぐに眼科などにご相談する事をお勧めします。

眼精疲労が溜まった目にはどうすればいいの??

では、眼精疲労が溜まってしまいなかなか解消されない人はどうすればいいのでしょうか??

・コンタクトをされている人はできるだけ度のあったメガネをかけましょう。

コンタクトは乾燥しやすく眼球の負担が大きくなりがちです!

無理のない範囲で使用しましょう。

・蒸しタオル、ホットアイマスクなどで温める。

温める事で凝り固まった周囲の筋肉へ血流をよくする効果があります。

・目の周囲をマッサージする。

目の周囲は様々な筋肉やツボが存在します!!

ツボに関しては少し難しいのでここではご紹介しませんが

眉毛のラインや目の下、こめかみ、前頭部、側頭部周辺を優しくマッサージすると効果的です。

上記をマッサージする事でツボにも刺激が入り血流循環が良くなるので皆さんやってみてください!!

・眼球の運動を行う!!

眼球を運動する事によりスマホやパソコン、読書などで一点集中していた目の筋肉の緊張を和らげます。

その一

まずは、目を開けたまま上下を交互に10回程度動かします。

その後、左右交互に同じく10回行ってください!

次は時計回り反時計回りと目を回します。これも10回程度行います。

※目を動かす時顔も一緒に動かない様に注意しましょう。

目を動かすと気持ち悪く感じる方がいます。その時は無理はせずできる回数で行なってください。

その二

今度は目を閉じます。その後はその一と同じ様に目を動かしていきます。

※目を開けている時とは違い目が正しく動いているかしっかりと感じてください。

不慣れな時は閉じているまぶたを軽く両手で触り正しく動いているか手でも感じるとわかりやすいでしょう。

こんな事に注意しましょう!!

パソコンやスマホを触る場合

・画面との距離をあける

画面と目の距離を約40センチあける様に工夫し正しい姿勢をこころかけください。

その距離にあったメガネなどをするのは大切です。

・目を休める

1時間以上連続して画面を見た後は15分程度休憩をあたえましょう。休憩が難しい場合は画面を見ない仕事に変え目だけでも休憩させましょう。

目の乾燥に注意しましょう

この時期はエアコンやストーブなどで部屋が乾燥してしまいます。

部屋の乾燥も目の乾燥に繋がりますので加湿器を置くなど対策しましょう。

また、意識的にまばたきを増やす事も大切です。

 

目は一生使う大切なものです。

日頃の軽いケアを心がけ負担をかけすぎない様にしましょう。

山下

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